ラノベ「86―エイティシックス―」第13巻が予約開始!さようなら、親愛なるあなたへ

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概要
さようなら、親愛なるあなたへ――アニメ化もした超人気作、運命の13巻!

☆2023年10月1日 初の朗読劇開催☆
一部隊の離反――小石の一投に過ぎなかった事件は、連邦という国家そのものに波紋を広げていく。
極めつけは、共和国が生み出した"最悪の発明"。
憶測と疑心が絡みあうなかで、誰かがぽつりとこう言った。
連邦政府は〈レギオン〉を絶滅させる兵器を秘匿している。
誰かが言った。共和国の連中は〈レギオン〉どもと内通している。
誰かが言った。俺たちが助けてやった、〈エイティシックス〉どもは……誰かが、ダレかが。
ああ、『俺たち』以外の誰かのせいで――!
噴き出した悪意と不信は、歯止めが利かず、いともたやすく人々に伝播していく。

〈レギオン〉の猛攻に各戦線の兵士たちが磨耗するなか、
一部の共和国避難民を扇動する〈新生・洗濯洗剤〉は、
混乱に乗じて連邦からの「独立」を宣言し、武装蜂起を誘発させる。
西部戦線に帰還し、前線の撤退支援に従事していたシンたち機動打撃群も、
共和国避難民への対処に当たることになる。
しかし、共和国の愚行がゆえに、彼らの女王陛下はいまだ後方に留め置かれたままで――

時を同じくして、ユートはチトリたち〈仔鹿〉をともない、
共和国領にある彼女たちの故郷を目指す旅を続けていた。
旅のなかで育まれる友情、そして愛情。
境遇を同じくして、しかしともに歩めなかった彼女たちとの、最初で最後の旅路……
一方、ユートからの『伝言』を受け取ったダスティンは、過去と現在の狭間で苦悩する。

青銀の髪を持つ彼女は、白銀の瞳を持つ彼に言った。
――ずるくいてね。
淡紫の瞳を持つ彼女は、淡金の髪を持つ彼に言った。
――きっとあなたは私を忘れないね。

"おそらく人々は知らない。
相反するはずの愛と呪いが、じつはよく似た形をしていることを"
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